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上諏訪ステーションホテルのお知らせ・ブログ
御柱祭盛大にA
更新 : 2010/4/12 16:17
何を載せようか迷いましたが、この一枚にしました。
春宮1の御柱の木落し坂から落ちる直前の後ろからの写真です。
本当は木落しを下る御柱の写真がベストだと思いましたが、現場に居なかったので撮影ができなかったのと、木落しを後ろから見たことが無いので後ろを陣取り撮影に至りました。
この柱は柱の中でも2番目に大きく木落し坂に乗り出した木が思うように前に引っ張られずかなり苦戦を強いられていた様子でここまでにかなりの時間を要してました。因みに1時間20分程遅れました。追掛け衆の皆さんも傾きのバランスを取るため「綱長くしろ!」と言ったらと思ったら「短くしろ!」などと大忙し、木落し坂の下で観ている方々にはこんな事が起きているなんて知る由も無いのでしょうか。
1本の綱が見えると思いますがあれが追掛けという綱です。
この追掛けを斧(よき)でぶった切り柱が落ちていくのです。見ての通り柱はかなり傾いております。柱が傾く度にどよめく観衆はその一瞬を見ようと今かと身を乗り出し、恐らくドキドキしながら見ていたのだと思います。手前のおじさんが物語っていますね。
綱を切られた柱は最大傾斜35度もある坂を下っていきます。体格のある男衆を諸共せずなぎ払いながら下っていく様子は豪快そのもの!この時、祭りの最高潮を迎えました。
下り終えた柱は山出し最終地点の注連掛(しめかけ)へと歩を進め里曳きまで一休み致します。
下社山出し3日間の人では50万人を越えたそうです。本日4/12には各局の全国放送で放映され見た方も多いのではないでしょうか。