タカノハダイ(海老網でよく見かける魚)
更新 : 2011/12/16 10:53
海老網の網に掛かってくるお魚シリーズ第2弾です。
タカノハダイ。
鯛と名前がつきますが鯛の仲間ではないそうです。
まず市場には流通しない魚です。
須崎では、『タカッパ』『ムコナカセ』と呼ばれます。
『ムコナカセ』とは婿泣かせという意味です。
この魚の鱗と骨は非常に硬く、調理するのは大変なんです。須崎では魚は男の人がさばく風習があったせいか、このさかなを須崎に婿にきた旦那がさばきながら泣いたのか泣かないのか・・・そんな言われで『ムコナカセ』と呼ぶそうです。
内臓は非常に磯臭いので、さばく時には内臓をできるだけ傷つけないように注意が必要。
身自体にも独特の磯臭さがありますが、水温が下がった真冬にお刺身で食べると脂がのっていて大変美味です!!
火を通すと身自体の臭みは緩和されるようなので、お味噌汁に入れると美味しいです。
須崎では『おんぼ焼き』と呼ばれる焼き方。そのまま鱗も内臓も取らないで、表面が黒焦げになるまで丸焼きにして、皮を鱗ごとはがして食べると、これも非常に美味なんです!!
市場に出しても値段のしないお魚なので、海老網漁が行われているときにタイミング良くちょうど網に掛かればお客様にサービスできます。興味のあるかたは事前にご連絡いただければご用意できるかも・・・
昨日から季節風の西風が爆風並みに猛威を振るっているのでしばらくは海老網漁はお休みです。
でもお天気はずーーーーと良さそうです!!
明日17日(日)空室ございます!!
来週からのクリスマス連休、冬休み期間中、年末年始まだまだ空室ございます!!
ご予約おまちしておりまーーす!!