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ベーカリーホテル シャトードールのお知らせ・ブログ
采女祭
更新 : 2024/8/20 20:42
宿ブログをご覧いただき有難うございます。
真夏の暑さのピークを越え、お盆を過ぎた奈良の夜は少し過ごしやすくなって参りました。
皆さんは采女という言葉を聞いたことがございますでしょうか。
采女とは、天皇の給仕(お世話や雑務)をする女性のことで、大和物語によると、奈良時代に天皇から寵愛をうけていた采女が、天皇からの愛がなくなったことを悲しみ、猿沢池に身を投げてしまいます。
その霊を鎮めるために建てられたのが猿沢池の北側にある「采女神社」であり、毎年、彼女の霊を鎮めるために行われる行事が采女祭です
当日は猿沢池をぐるっと囲む赤いあんどんの光が幻想的な雰囲気を作る中、竜頭の船が池に浮かび。伝統的な衣装に身を包んだ祭事の人々により、管楽器と共に神事が執り行われます。
切なく寂しい采女の心、移り変わる季節の感じがなんとなく寂しい仲秋の名月。
昼の観光とはまた違った雰囲気の猿沢池に、ぜひお立ちよりください。
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