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ベーカリーホテル シャトードールのお知らせ・ブログ
奈良市内から少し足を伸ばして
更新 : 2024/11/28 17:14
宿ブログをご覧いただき有難うございます
今回は奈良市内の主だった観光地を回られた方へ少し足を伸ばして行って頂きたい場所をご紹介させて頂きます
郊外にも魅力的な神社・仏閣がいっぱいです
今回は生駒方面にございます信貴山を紹介させて頂きます
今から1400年程前、聖徳太子が物部守屋の討伐の際に、この山を訪れて戦勝の祈願をすると、天空に毘沙門天王が現れ、必勝の秘法を授かりました
その後、見事勝利した太子は、自ら天王のお姿を彫刻し伽藍を建て、信ずべき貴ぶべき山として『信貴山」と名付けました。
入口で大きな寅が迎えてくれることでも有名。寅が信仰されているのは、ちょうど毘沙門天が現れたのが寅の年、寅の日、寅の刻であったことから。
また醍醐天皇の時代(910年)、天皇の病気回復を命蓮上人(みょうれんしょうにん)が毘沙門天王に祈願すると、 たちまち全快されたことから、朝廟安穏・守護国土・子孫長久の祈願所として『朝護孫子寺』と呼ばれるように。庶民信仰の寺として『信貴山寺』として人々に親しまれています。
信貴山といえば、平安時代後期に制作された、やまと絵の絵巻物「信貴山縁起絵巻」(しぎさんえんぎえまき)が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか
平安時代中期の高僧「命蓮」(みょうれん)にまつわる、摩訶不思議で奇跡的な説話、命蓮の生国である信濃国から姉の尼公がはるばる信貴山まで命蓮を訪ねてやって来る話が描かれてます
歴史に思いを馳せながら拝観を楽しで頂けるかと思いますので、是非行ってみてくださいね
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