宿・ホテル予約 > 三重県 > 津・久居・美杉・松阪 >  > ホテルグリーンパーク津のブログ詳細

宿番号:358764

★8/14まで【ポイントUPキャンペーン中】/津駅直結 全室高層階!

■近鉄 名古屋駅から特急50分/大阪難波駅から約90分■JR近鉄「津駅」徒歩2分■伊勢自動車道「津IC」12分

ホテルグリーンパーク津のお知らせ・ブログ

宿泊施設ブログ

  • 施設のおすすめ

    【お土産】平治煎餅

    更新 : 2014/8/31 18:03

    こんにちは!
    ホテルグリーンパーク津でございます。

    今回ご紹介するのは、こちら!
    【平治煎餅】でございます(´∀`)♪♪

    煎餅自体は、甘くさっくりとしたものなのですが、
    この煎餅の由来となっている【お話】は、甘いなんてことはない…
    ひどく悲しい物語なのです…

    勝手に語り始めますね(´▽`)

    昔々、阿漕海岸に平治という男が暮らしておりました。
    あるとき、一緒に暮らしていた母が風邪をこじらせ、床にふせってしまいました。
    しかし、貧しいがゆえに、母を医者にかける事ができません。

    平治はそんな母親をなんとか助けたいと思い、当時神宮ご用の禁漁区から、
    【やがら】という栄養のある魚をとり、母に食べさせました。

    そのおかげで、母の病気は日増しに良くなりますが、
    禁漁区の取り締まりの目が厳しくなってしまいます。

    見つかる危険は高くなったものの、母を助けたい平治は禁漁を続けます。
    そんなある日、平治は浜辺に笠を置き忘れてしまいます。
     
    その笠には「平治」という名が書かれていたために、それが証拠となって
    平治は役人に捕まってしまいました。

    役人も平治の思いやりを察しましたが、どうすることも出来ず、
    平治は簀巻きにされ、阿漕浦沖に沈められてしまいました…

    …この悲しい孝子の物語に出てくる平治が忘れた笠をかたどったのが、
    写真のおせんべい。
    なんとも言えず、胸が苦しくなってしまいます。

    平治煎餅はいろいろなスタイルで販売されています。
    筒のような入れ物に入ったもの、箱に入ったもの…
    そして、写真のように、笠の形の箱にはいったもの…

    私のお気に入りはこの写真のもの。
    見た目にも可愛く、中身も美味。

    ぜひ、切ないお話とともに、旅のお土産にどうぞ。

宿泊のご予約はこちらから

料金・宿泊プラン一覧

お電話でご予約される場合は、宿泊プランをお選びください。