【知っ得!情報】出雲特有の神在月・神在祭とは?
更新 : 2025/4/8 18:35
『神在月』には、神々が人々の間に滞在し、
様々な願いを聞き入れてくれると言われていることはご存じでしょうか。
古来からの神々の宿る地、出雲大社の中心的な祭りである『神在祭』や
その前後の「神迎祭」「神等去出祭」など聴いたことあるけどよく解らない・・という方、
今回わかりやすく解説させて頂きます!
是非、来年の2024年の『神在祭』に参加されてみてはいかがでしょうか。
神々の住むこの特別な土地、出雲の深い信仰と文化を一緒に学びましょう。
<神在月とは?>
神在月は、出雲地方の旧暦10月を指す特有の言葉で、
他の地域では「神無月」として知られています。
この言葉の背景には、日本の神々がこの月に出雲大社へ集まるという伝説があります。
出雲では、神々がこの地に滞在しているという信仰があり、
それに基づいて「神在月」と名付けられました。
神在月の期間中、出雲地域では様々な祭りや行事が行われます。
そのため、この時期は観光客で賑わい、特に出雲大社は多くの参拝者でにぎわいます。
この伝統は古くから続いており、
出雲地域の人々にとっては非常に大切な時期となっています。
<神在祭の期間>
さて、神在祭は具体的にいつ、どのような行事が行われるのでしょうか。
毎年11月頃に開催されるのですが、行事の始まりは「神迎祭」からです。
出雲大社を訪れる神々を迎え入れるための儀式が行われます。
その後、神々が滞在する期間中、出雲大社では様々な神事や儀式が行われます。
神在祭の終わりには「神等去出祭」が行われ、神々は出雲大社を後にして各地へと戻っていきます。この時期は、神々との縁を深め、
新しい一年に向けての願い事をする大切な時期となっています。
<縁結大祭>
縁結びの神として全国から多くの参拝者が集まる出雲大社。
中でも「縁結大祭(えんむすびたいさい)」は、
出雲大社の祭りの中でも特に縁結びに特化したものであり、
多くの未婚の男女やカップルが参拝に訪れる注目の祭りです。
祭りの最中には、特製の縁結びお守りや、
縁結びの神様への手紙を書いて神様に願いを伝えることができるコーナーも設置されます。
出雲大社の神在月や神在祭は、
日本の伝統文化や信仰の深さを感じることができる特別な期間です。
神々が宿るこの地で、年に一度の『神在祭』を楽しまれてはいかがでしょうか。
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