今朝は厚い雲に覆われて、どんよりとした空模様の伊豆高原です。

風がひんやりとして、秋の感じになりましたね。

赤ワインが美味しい季節になってきました。

さて今日は、こちらのトスカーナの赤です。

【トレンテンナーレ　２０１１　イル・パラディソ・ディ・マンフレディ】

１９８１年にボトリングを開始してから３０年目の記念すべきヴィンテージです。

２０１０年と２０１２年という偉大なヴィンテージに挟まれた年ですが

個性のある年と生産者のフローリオはとらえていたそうです。

分析値には何の欠陥もなかったにもかかわらず

官能（試飲）検査で「ブルネッロらしくない」という理由で

ブルネッロを名乗る事を許されませんでした。

ブルネッロのイメージに合わせず

モンタルチーノという土地の個性を表現したこのワインは

トスカーナ・ロッソ・トレンテンナーレとしてリリースされました。

最近特に人気のワイナリーで生産量も少ないです。

さらにストーリー性もありインポーターも終売です。

正直なところ、当館の１名様分の宿泊料より高い価格になりますが

飲むだけの価値はあると思います。

個人的なワイン会用に仕入れたアイテムですが

飲んでみたい方がいらっしゃったら声をおかけくださいね。