宿・ホテル予約 > 静岡県 > 中伊豆 > 修善寺・天城湯ヶ島・中伊豆 > 伊豆修善寺温泉 新井旅館のブログ詳細

宿番号:359366

時代を超えるタイムスリップの旅。歴史感じる有形文化財の宿。

ハイクラス

修善寺温泉
電車:伊豆箱根鉄道修善寺駅タクシー(バス)7分 車:東名沼津IC〜伊豆中央道経由約30分

伊豆修善寺温泉 新井旅館のお知らせ・ブログ

宿泊施設ブログ

  • 施設のおすすめ

    お祝いにきれいな胡蝶蘭をいただきました。

    更新 : 2022/2/13 16:54

    新井旅館のロビーに素敵な花が置かれています。
    新井旅館は明治5年の創業。
    今年で創業150年を迎えました。
    そんな中で、創業150周年をお祝いしたお花を頂戴いたしました。

    歌舞伎役者「十代目 松本幸四郎さん」からです。

    ありがとうございます。

    新井旅館と松本幸四郎さんとのおつきあいは明治時代に遡ります。
    明治20年代に、新井旅館三代目女将「相原つる」が、日本橋にあった藤村という待合に奉公に入っていた際、そのお店に歌舞伎役者三代目中村歌六さんが通われていました。
    中村歌六さんの次男である初代中村吉右衛門さんも、歌六さんに連れられてよくお店に来られたそうです。
    そんな時、藤村の女将さんが小さかった吉右衛門さんや相原つるたちをお祭りなどによく連れて行ってくれたそうで、「新井屋の姉さん」とつるは呼ばれ、吉右衛門さんは「吉ちゃん」と返されていたそうです。
    吉右衛門さんが新井旅館に始めてこられたのが明治41年。
    その後も何度となくお越しいただきました。

    新井旅館三代目相原寛太郎は、吉右衛門さんを弟の様にかわいがり、日本全国の興行にも足を運んでいたようです。

    昭和15年には吉右衛門さんの一人娘の正子さんが、八代目松本幸四郎さん(初代白鵬さん)とご結婚されます。
    八代目幸四郎さんも昭和15年には、初代吉右衛門さん・三代目中村時蔵さんたちと大勢で新井旅館特別室にご宿泊(当時は染五郎さん)されています。

    時代は平成となり、新井旅館のお着きのお菓子に九代目松本幸四郎さん(二代目白鵬さん)のお名前をお借りいたしました。

    150年の営みの間、初代中村吉右衛門さんをはじめ、多くの梨園の方々とおつきあいをさせていただきました。

    新井旅館にご宿泊のお客様には、素敵なお花をぜひご覧いただきたいと思います。

       

    新井旅館 お着き菓子 「幸四郎」

宿泊のご予約はこちらから

料金・宿泊プラン一覧

お電話でご予約される場合は、宿泊プランをお選びください。