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宿番号:359366

時代を超えるタイムスリップの旅。歴史感じる有形文化財の宿。

ハイクラス

修善寺温泉
電車:伊豆箱根鉄道修善寺駅タクシー(バス)7分 車:東名沼津IC〜伊豆中央道経由約30分

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    昔のハガキ

    更新 : 2025/7/28 14:46

    写真は、昔いただいたハガキ。

    伊豆国修善寺 養気館 新井寛太郎様
    「養気館」と書かれています。

    明治5年「新井屋」として開業した新井旅館。
    明治19年に最後の太政大臣を務めた「三條実美公」がお泊りになった際、「直養気(直ちに気を養う)」という字を書いていただき、「養気館 新井」と名を改めました。

    新井旅館三代目は「相原寛太郎」ですが、当初から「新井さん」で通っていましたので、皆様よく「新井寛太郎」宛で手紙などを書かれています。

    差出人は「曾我廼家十郎氏」
    伊勢国松坂出身の俳優・劇作家で、若い頃は歌舞伎を目指し、三代目中村歌六の弟子だった方です。
    新井旅館の常連だった「初代中村吉右衛門さん」の「吉右衛門日記」にも出てきていて、
    「曾我廼家十郎の事 時代(ときよ)というて父の門弟なり。伊勢の人、若木時より宅の内弟子として十年余りいた。若い時分より禅味のあった男。 うどんが大好物。家でうどんを食うと、時代はかならず涙をこぼす。どういう訳だと聞くと、伊勢はうどんのよい処で、これを見ると国を思い出すと泣き出す。実に変わりものなり。病気で国に帰り、曾我廼家を五郎と十郎で組織して世に立つ。」
    と書かれています。

    曾我廼家十郎さんも新井旅館によくお越しいただいた方のお一人。
    今日は、そんな曾我廼家十郎さんからいただいた暑中見舞いのハガキのご紹介でした。

    毎日暑い日が続いていますが、体調崩すことなくお過ごしください。

     

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