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宿番号:359366

時代を超えるタイムスリップの旅。歴史感じる有形文化財の宿。

ハイクラス

修善寺温泉
電車:伊豆箱根鉄道修善寺駅タクシー(バス)7分 車:東名沼津IC〜伊豆中央道経由約30分

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    9月5日は「秀山忌」

    更新 : 2025/9/6 13:17

    新井旅館は明治の時代から多くの文人墨客の方がお越しになっています。
    三代目館主・相原寛太郎が後輩の画家さんたちの応援をしていたことから、多くの画家の方々が遊びに来ていました。
    その画家さんたちよりも早く新井旅館にお越しいただいた文人墨客の方々も大勢いらっしゃいます。
    その中で、「歌舞伎役者 初代中村吉右衛門丈」もその一人。
    初代中村吉右衛門さんの日記の中に、「天平風呂・・・この湯は余の十四・十五歳位の頃、日本橋の待合藤村家の母に連れて来て貰ったのが初めてで、それから今に三十四、五年も、この風呂と馴染みである。 この主人も四十年の馴染である。・・・」
    そんな文章があります。

    新井旅館三代目女将・相原つるが若いころ奉公に行っていたのが、「日本橋の待合 藤村家」です。
    そこで初代中村吉右衛門丈と相原つるは親しくなっています。
    この日記は昭和15年(1940年)のもので、この主人(相原寛太郎)も40年の馴染みですから1900年(明治33年)ころからの馴染みとなります。
    三代目女将相原つるとはそれ以前の馴染みです。

    そんな馴染みの初代中村吉右衛門さんと相原寛太郎が、昭和9年に写した写真がこちらです。
    昭和9年4月12日 羽衣台上 と書かれています。
    真ん中が初代中村吉右衛門丈「はりまや」、右から2人目が相原寛太郎「沐芳」です。
    七三郎写と書かれていて、七三郎さんとは日本画家安田靫彦画伯の兄で、芝居に高じて歌舞伎役者となり中村吉右衛門一座に入った方です。

    皆様楽しく写真に写っています。
    そして今月9月5日は、初代中村吉右衛門さんの命日「秀山忌」です。

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