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金沢 彩の庭ホテルのお知らせ・ブログ
秋分の日の朝食に「おはぎ」が登場しました♪
更新 : 2023/9/25 12:39
先日の9月23日は秋分の日でした。
私共の朝食会場ではこの日の風習にちなんで「おはぎ」を提供しました。
秋分の日の当日と前後3日間を含めた計7日間は、お彼岸と呼ばれる時期にあたります。
この時期は仏教の教えであの世とこの世が最も近くなるとされており、お墓参りをして先祖を供養する習わしが昔から続いています。
実は国民の祝日に関する法律にも秋分の日は”祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。”日とされています。
そしてこの時にお供え物として登場するのが「おはぎ」です。
「おはぎ」はあんこともち米を使った和菓子で、あんこに使われる小豆は古来から邪気を払うとされており縁起のよいお菓子としてお供えされてきました。
また当時は砂糖がとても貴重で高価なものであったことから、ご先祖様があの世でおなかをすかせないようにという願いも込められているのだそうです。
祖先を大切にする人々の思いが形になった素敵な風習ですね。
ところでこの「おはぎ」、実は時期によって名前が変化することはご存じでしょうか。
秋の「おはぎ」のほか春は「ぼたもち」、夏は「夜船」、冬は「北窓」と呼ばれています。
それぞれの名前にも季節にちなんだ意味が込められているそうなので、調べてみると楽しいかもしれませんね。
朝食をお召し上がりいただくことで暦や四季ごとの趣、地域に根付いた風習などが楽しめることも私共ホテルの魅力の一つです。
今回の「おはぎ」のようにその時期ならではのメニューを用意しておりますので、是非何度でも足を運んで楽しんでみてください♪
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