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【人気のスポット】幕末旧跡吉田松陰の観光情報
更新 : 2010/2/8 16:55
十思公園は『吉田松陰終焉の地』 ホテルかずさやより徒歩約5分。中央区日本橋小伝馬町5-2
日本橋小伝馬町にある、普段はサラリーマンやOLがくつろぐ十思公園にはこの地の歴史を伝える史跡があります。
ひとつは、江戸城下に時刻を知らせていた本石町(現:日本室橋町3丁目)から移転された『石町時の鐘』です。この鐘が江戸で最初に作られた時間を知らせる鐘だそうです。
今では到底考えられませんが、鐘の音が届く範囲は、江戸の中
心で一番の繁華街であった日本橋をはじめ、東は隅田川、西は麹町、南は浜松町、北は本郷あたりまで聞こえたそうです。
もうひとつ...今でこそ非常にのどかな公園ですが、江戸時代慶長年中から
明治8年までの約270年間は『伝馬町牢屋敷』でした。よく時代劇で耳にする「江戸市
中引廻しのうえ討ち首」この台詞の意味は、この伝馬町牢屋敷を出て、江戸市中を見せし
めのためにぐるりと回り、伝馬町牢屋敷に戻り、死刑にすると言う意味なのです。
安政の大獄では、吉田松陰がこの地で、安政6年
(1859)10月27日に死刑となっています。
つまり十思公園は『吉田松陰終焉の地』でもあり、
公園内には吉田松陰の石碑があります。
その石碑には吉田松陰の辞世の句が下記のように刻まれています。
「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留置まし大和魂」
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