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文学さんぽ名作をたずねて 台東区立一葉記念館
更新 : 2010/3/17 5:55
名作「たけくらべ」の舞台となった龍泉寺町(現・竜泉)の人々は、一葉の文学業績を永く後世に遺すべく、有志により「一葉協賛会」を結成しました。
昭和24年(1949)には戦災で失った「一葉記念碑」を再建し、続いて昭和26年(1951)には一葉記念公園に「一葉女史たけくらべ記念碑」を建設、さらに昭和35年(1960)には一葉の旧居跡に「樋口一葉旧居跡碑」を建立しました。
小説「たけくらべ」について
「たけくらべ」は、一葉の小説の中でも最も長い小説で400字詰原稿用紙75枚149頁になります。構想は、下谷龍泉寺町時代に練られ、萩の舎での文学的要素と龍泉寺町での極貧生活体験の中から生まれたといわれています。
小説のタイトルの「たけ」の言葉には、「身の丈(身長)」や「思いの丈」という意味がこめられています。
物語の舞台は、龍泉寺町界隈と遊廓吉原になっており、いずれは吉原の遊女となる美登利と僧侶となる信如の思いのすれ違いをはじめとして、大人へと成長していく子どもたちの様子が、季節ごとの行事を織り交ぜながら見事に描かれています。
住所:東京都台東区竜泉3丁目18番4号
開館時間:午前9時〜午後4時30分(入館は4時まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
URL:http://www.taitocity.net/taito/ichiyo/index.html
ホテルかずさやより東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅利用三ノ輪駅下車 徒歩約10分
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