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山梨県の伝統工芸品 甲州雨畑硯
更新 : 2024/8/16 17:49
こんにちは!フロントの河西です。
最近お家時間が増えてスマホを触りがちですが、そろそろ新たな趣味を見つけてデジタルデトックスをしたいなと思っています。
お家時間を有意義にしたい!!と思っている皆様いませんか?
心を落ち着かせたいという意味でも書道を紹介します!
書道の歴史は長く、遡ると卑弥呼様が書である漢字のはじまりだったとされています。
その後、奈良(西暦710年)から平安時代に書かれた写経が書の確立のもとになったとのこと。
そこから現代まで受け継がれている...すごいことですよね。
和紙と筆をもったら昔の人に思いをはせて書をかけそうです!
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そして、和紙や筆だけでなく書道には必要不可欠な硯!!
実は山梨県で有名な硯があるんです!
その名も山梨県の郷土伝統工芸品である 甲州雨畑硯 です
今から700有余年前すでに、雨畑の硯が京都御所に献上されたとの言い伝えがありますが、 現在では、元禄三(1690)年、雨宮孫右衛門が身延山参詣の途中、富士川支流の早川河原にて黒一色の流石を拾い、これを硯にしたことが始まりとされています。
また雨畑石は緻密な粘板岩で粒子が細かく、中国硯にも勝る良石として古来から硯に最適な石質と評されてきました。
水持ちも良くて水分の吸収が少なく、彫った石に水を入れると、普通は数時間で浸透して無くなりますが、雨畑石では、一晩おいてもまだ水が残っているといわれるほどです。
雨畑川の渓谷で永い眠りから覚めた原石は、程よい黒の輝きを放つ、自然が造形した逸品!
硯は、職人の確かな技で七百余年延々と彫り継がれ、多くの墨客に愛用されているそうです。
今でも雨畑真石硯の制作工程は、採掘から磨きまですべて硯工の手作業!
つまりどれも自分だけの1点物の硯です。
また山梨市にある硯匠庵さんでは、1点物の硯を目で確かめて購入できるだけでなく硯作り体験やお風呂に入れる用の雨畑真石の原石なども販売しているそうです。
ホームページを介しての販売もしているので、気になった方はぜひチェックしてください!
【硯匠庵】
住所
〒409-2734
山梨県南巨摩郡早川町雨畑709-1
TEL
0556-45-2210
HP
http://amehata.suzurinosato.com/index.html
☆当館から 車で約60分!!
フロント 河西
大人から趣味を始めるなら本格的に揃えたいですね
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