宿番号:361965
スーパーホテル甲府昭和インターのお知らせ・ブログ
伝統工芸品 甲州水晶の始まり とは
更新 : 2024/8/16 17:50
こんにちは!フロントの河西です。
いきなりですが山梨の伝統工芸品...ご存知ですか?
お出かけするとき郷土料理や場所などは調べますが、なかなか伝統工芸品は調べませんよね。
今回はその1つ 甲州水晶 について紹介致します!
まず 「 水晶 」 と聞いて思い浮かべるものはなんですか?
私は占い師さんが持っている丸い水晶を思い浮かべますが、古いですかね?
今はたくさんの水晶細工があるんです!まずは歴史から...
遡ること時代は、縄文石器時代!
当時から名産だったと考えられているのが水晶の加工品第1号は、狩猟に使われていた「石鏃」といわれています。
↓
そして時代が進み江戸!
“山梨の水晶加工の始祖”と呼ばれる山梨宝飾の大恩人「玉屋」の弥助が現れます。
京都生まれの弥助さんは水晶原石購入のために繰り返し山梨を訪れていました。
その頃水晶の採掘は禁止されており、自然に露出するのを待たなければいけませんでした。
弥助さんは待ち時間に研磨技術がなかった「金桜神社」の神官たちにあり合わせの道具を用いて水晶の磨き方を教えます。
↓
次第に研磨剤である金剛砂を持参し神官らにも分け本格的に磨き方を教えたり、神官たちが水晶原石を持って京都へ向かい「玉屋」に玉造を依頼するようになったりと、京都と甲州の交流は活発になっていきました。
現在「金桜神社」の社宝でもある茶色透明の「火の玉」3個と、白色透明の「水の玉」2個は、京都の玉造り職人が加工したものとされている銘玉が、初めて加工された甲州産の水晶ともいわれています。
☆ミ
実は私達も金桜神社にて同じ意味をもつ 火の玉 と 水の玉 の水晶を御守りとして受け取る事が出来ます。鬼(貧乏 怪我 火災 病気 事故 地震)等の全ての災難が避けるといわれています。
さらに「桜の季節に鬱金の桜を拝み水晶のお守りをうけると、一生お金に恵まれる」
とも言い伝えられており、桜の季節ではない時期でも良いとのことなので、ぜひ時間があるときに行ってみてください!
☆彡
今回はここまで!
かなり前の時代から、そして京都の研磨技術があったからこそこんなにも長く水晶の街としていれるのだなと初めての発見もありました!
学んだ気持ちで金桜神社に向かえば、よりご利益がありそうですねっ
次回も続きを紹介します。
フロント河西
皆様どうぞご自愛くださいませ。
関連する周辺観光情報