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ジャン=フランソワ・ミレー
更新 : 2023/7/9 17:22
次にフランスの画家、ジャン=フランソワ・ミレーのご紹介です☆
農家の息子として生まれ、農民のリアルな暮らしや躍動感を感じさせる絵画は、
清貧さや一生懸命生きる人々という「貧しくても美しい」表現として、人々に受け入られていきあのゴッホも熱中に模写するほど後世に大きな影響を与えました。
18歳の頃、「腰の曲がった老人が歩くポーズ」を木炭で素描したところ、両親がその素晴らしさに感動し画塾に送り込んだところから 農民画家 が始まりました。
画塾で出会った、ラングロワによって才能を見出され、パリの美術学校に進学。
しかしパリという町や師匠、歴史画家とうまく馴染めず授業にはあまり出席しませんでした。
一方でルーブル美術館に足繁く通い、ニコラ・プッサンやミケランジェロ作品の模写などに精を出し、影響を受けていきました。
25歳の頃、当時の画家出世コースであるローマ賞に応募しましたが、推薦を得られず落選。
サロンにも作品を応募していますが、落選しています。
その後、画家として少しずつ世間に認められるようになった1840年に、親友マロルの父親を描いた『ルフラン氏の肖像』がサロンに初入選します。
結婚や妻との死別、2度目の結婚をするなど故郷とパリを行ったり来たり...
しかしなかなか世に認めれず、経済的に貧しい状況が続いていました。
転機が訪れます!
1867年「パリ万博」が開催され、その一室を任されることになり、『落穂拾い』や『晩鐘』をはじめとする全9点を出品し、
ようやく53歳にして巨匠としての名声を確立しました。
その後は連作風景画の大作「四季」を依頼され、レジオン・ドヌール勲章を受章し60歳でバルビゾンで家族に見守られながらこの世を去っていきました。
*****
巨匠になるまでには長い月日だったのがわかります。
何事も好きなことにまっすぐ諦めず、継続は力なり
“種をまく 世界がひらく”
最後まで描き続けた ジャン=フランソワ・ミレー 作品を山梨で!
【山梨県立美術館】
〒400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-27
TEL:055-228-3322
開館時間 9:00-17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)祝日の翌日(日曜日の場合は開館)
年末年始、その他臨時開館・休館あり
HP:https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/
☆当館から 車で約10分!
フロント 河西
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