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宿番号:362180

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    その名も「美女桜」 ※バーベナではございません

    更新 : 2011/4/7 11:32

    みなさま、こんにちは。
    三養荘WEB担当の竹ノ内です。

    当館から徒歩約20分ほど。
    伊豆長岡の中心部にある源氏山の山頂には源氏山公園があり、約180本のソメイヨシノが咲くお花見スポットです。
    その源氏山公園へ続く遊歩道の途中に、伊豆の国市指定天然記念物の桜があります。

    その名も『美女桜』

    ※園芸種のバーベナという花を和名で美女桜を呼びますが、そのお花ではございませんよ。

    薄墨色の白い花を咲かせる桜の木です。
    美女桜の少し先に弥勒堂があり、そこに美女桜と呼ばれる由来が書いてありますので、ちょっとご紹介させていただきますね。


    〜「美女桜の由来」より〜

    あやめ御前が植えたもので現在の木は六代目のものと伝えられている。
    あやめ御前は、ここ古奈の里に生まれた人で、長じて都に上り、鳥羽上皇に仕えて院中第一の美女とうたわれた。
    のちに、ぬえ退治で有名な源頼政の妻となり、頼政が平家討伐の戦いに敗れた後は郷里に逃れ、この弥勒堂の下に草庵を結んで亡夫の菩提を弔う毎日を送った。
    昔、上野岑雄という人が藤原基経の死をいたんで

    「深草の 野辺の桜し心あらば ことしばかりは墨染めに咲け」

    と詠んだところ、そのとおりになったという「墨染めの桜」の故事にならい、頼政への追慕の情を託して桜を植えたもので、里人はあやめの心情を哀れんで、いつとはなしに美女桜と呼ぶようになったという。
    この桜は、薄墨色とも見える白い花を着けるが、花弁に特色があり、六弁、七弁の花がまじるほか、雄しべの変化した「旗弁」も見られる。

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    ※「旗弁(きべん)」とは
     雄しべが変化し、花弁化する現象を桜の重弁化と呼ばれるそうですが、完全に花弁になっていないものを旗弁(きべん)と呼ぶそうです。


    現在の美女桜は六代目で樹齢は100年ほどだそうです。
    開花予想では4/4〜4/13ごろが見ごろのようです♪

    -----三養荘から美女桜への行きかた-----
    三養荘前の道路を右折し500メートルほど進み「古奈」交差点へ
    「古奈」交差点を右折し直進突き当たりに「西琳寺」さんがありますが、この脇の遊歩道から山頂公園へ。

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