先日、鹿児島市立美術館にて開催されている小企画展「エルンストによる幻想の絵画」に行ってきました！

今回の展覧会では、ドイツ出身の画家マックス･エルンストの版画集《博物誌》の全34点に油彩画《石化せる森》を加えた計35点の絵画が紹介されていました。
板や石､硬貨など表面がでこぼこしている素材に紙を乗せ、鉛筆でこすって物体の表面を転写する技法をフロッタージュというのですが、この版画集《博物誌》はその技法を用いた最初の版画集とされているようです。

自然界をテーマにしたものが多く、題名から創造されるイメージとじっさいの絵画を見比べたときに、解釈が難しいものが多かったのですが、なかなか興味深い展覧会でした。

この展覧会は2/9までとなっており、残念ながら終了してしまいましたが、次回2/11(火)〜は「和田英作展〜絵と資料でたどる〜」という小企画展が開催されます。和田英作さんは鹿児島ゆかりの洋画家の方で、色彩豊かな絵が楽しめると思います♪
お時間ある方、ぜひ1度足をお運び下さい！

場所:鹿児島市立美術館
休館日:月曜日
時間:午前9時30分〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
料金:一般 300円
大学・高校生 200円
中学生以下 150円