こんにちは。クルーの宮崎です。
コロナウイルスの影響で、なかなか外出できない日々が続いております。趣味の外食にもなかなか出かけることができず、毎日家で悶々と自炊をする日々です。
本日はそんな自炊のさなかに見つけた、とある東北の「珍味」をご紹介したいと思います。

その食材とは「カスベ」です。カスベは、よく酒の肴として親しまれている「エイヒレ」と同じ部位を指す東北独自の呼び名です。東北ではスーパーでも売っているメジャーな食材で、お値段も安く、手に入りやすいものとなっています。
大きな特徴として、軟骨が中に通っていることが挙げられます（写真の切り身の中に見える白い筋のようなものです）。やわらかい身と、軟骨のコリコリとした歯ごたえが独特な食感を生み出します。身には脂がしっかりのっていますので、レモンなどのさっぱりとした食材と合わせるとおいしくいただけます。私もこの日はレモンソース仕立てのムニエルにしました。

東北にお越しの際、居酒屋などで「カスベ」を見かける機会がございましたら、ぜひ挑戦してみて下さい。