いやーこの間の２０１４年ブラジルＷ杯予選は興奮しましたね。
ロスタイムの劇的なゴールで辛くも勝った日本代表。
相手の北朝鮮代表も多くの選手が足を攣りながらよく踏ん張っていたと思います。

そんな北朝鮮代表からは、仙台を本拠地とするベガルタ仙台の絶対的司令塔リャン ヨンギ選手とアン ヨンハッ選手、チョン テセ選手と言う３人の「在日」の選手が出場していました。
３人とも日本生まれの日本育ち。母語はもちろん日本語の為北朝鮮チーム関係者との会話が一部うまく通じない場合もあると聞いた事もあります。

そんな在日の選手の一人が、以前こんな話をしていたことがあります。
「僕たちはどこにいっても外国人扱いされる。日本にいれば在日だ、朝鮮に行っても在日だ。不愉快になることもあるが、自分にとっての母国は日本、祖国は北朝鮮。だから両国を心から愛している」
３人とも日本という国は大好きだが、自らのルーツである祖国北朝鮮の代表選手としてプレーする事で、「在日」の誇りを持って戦っているんだなと非常に感慨深くさせられる言葉でした。

もちろん日本人として日本代表にはＷ杯に向けて予選突破して貰いたいですが、是非とも北朝鮮にも予選突破に向けて頑張って貰いたいなと思います。
ただ予選結果は、出来れば１位日本代表、２位北朝鮮代表で…。