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七夕飾り☆
更新 : 2013/6/11 9:43
七夕の由来について
【大紀元日本7月5日】五節句の一つである七夕は、彦星(牽牛星・アルタイル)と織姫(織女星・ベガ)が年に一度だけ天の川で逢瀬を楽しむ、というロマンチックな話として広く知られているが、これは中国から伝わった伝説上の話であり、日本の七夕の由来から生まれたものではないそうです。
奈良時代、中国から、「乞巧奠(きこうでん、「巧」は裁縫の上達の意)」と呼ばれる星祭りが日本に伝わり、女子が裁縫の上達を願って、養蚕や針仕事を司る星とされる織女星に針や絹糸を供えたお祭りで、宮中の儀式として定着したそうです。
このお祭りが、日本古来の、神様へ捧げる衣を織る「棚機女(たなばため)」に対する信仰と結びついて、現在の七夕になったといわれています。「七夕」を「シチセキ」と読まず、「タナバタ」と読むのはこのためだそうです。
日本の七夕は、先祖が帰ってくる盆を迎えるにあたっての「禊ぎ(みそぎ)」の意味の伝統行事であるとされ、人里離れた水辺の機屋(はたや)で、神の妻となる処女が神を祭って一夜を過ごし、翌日七夕送りをして、穢れを神に託し持ち去ってもらう祓(はらえ)の行事で、今でも七夕の夜に水浴びをしたり、井戸をさらう地方があるようです。昔は笹飾りに現世の悪い事を移して流していたといわれています。
七夕飾りにも意味があるようです。調べてみると、とても勉強になりました。
ホテルロビーにも笹を立てスタッフ手作りの七夕飾りを吊してみました。
先週末、浴衣姿のお客様が笹飾りの前で写真を撮ってくださっていました。
意味のある飾りを全て吊してはございませんが、日本の行事としてお客様に季節を感じて頂けたら・・と思っております。
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