こんにちは、こっさんです＾＾

秋といえば「芸術の秋」ということで、先日名古屋市美術館に行ってまいりました。

現在、名古屋市美術館では「英国の夢　ラファエル前派展」をおこなっています。

ラファエル前派とは
１９世紀中ごろのイギリスで活動していた美術家で、象徴主義美術の先駆けでした。
中心人物はダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ、ウィリアム・ホルマン・ハント、ジョン・エヴァレット・ミレイらです。

今回の展示でも彼らの作品が多く展示されいます。

私が個人的に印象に残ったのはミレイの「ブラック・ブランズウィッカーズの兵士」という作品です。

戦争に行く前の兵士と、その恋人を描いた作品なのですが、
戦争に赴く兵士を引き留めようとする、恋人の離れがたい心情がよく表現されています。

歴史上ではこのブラック・ブランズウィッカーズと呼ばれる黒騎士の兵隊たちは、
「ワールテローの戦い」という戦争で全滅してしまうそうです。
この二人の運命も、悲劇的なものなんだなと思うと、ますます絵に引き込まれます＾＾
ぜひ美術館に行ったら注目してください！

美術館がある白川公園をお散歩してみるのも、この季節はとてもいいですよ（＾＾）
美術館の隣には名古屋市科学館もあります。

ぜひ芸術の秋に、名古屋市美術館に足を運んでみてください（＾▽＾）

○名古屋市美術館
開館時間
午前9時30分〜午後5時、金曜日は午後8時まで（祝日にあたる場合は除く）
※入場は閉館の30分前まで
アクセス
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」下車、5番出口から南へ徒歩８分

○リバプール国立美術館所蔵　英国の夢　ラファエル前派展
開催期間
2015年10月3日（土）〜12月13日（日）