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京都・祇園の真ん中 ホテルささりんどうのお知らせ・ブログ
12月 京の花街、事始め
更新 : 2014/11/22 16:18
「事始め」は12月13日に舞妓、芸子たちが「おことうさんどすー」といいながら、お世話になっているお茶屋さんやお稽古ごとの師匠のところ、普段世話になっているお店などにあいさつに行く風習です。「おことうさんどすー」とは、「お事多さん」=「お忙しいことですね」が元になっているとのこと。
特にお世話になっているところには『鏡餅』を事前に届けています。花街ではこの日から正月準備に入り新年のモードです。
祇園甲部ではこの日毎年、井上流の師匠宅周りは見物の人々で賑わうほど、大勢の舞妓・芸子さんらが次々とごあいさつに訪ねてきます。師匠宅で「今年もお世話になりました。来年もおたのもうします。」とごあいさつをした後は井上八千代師匠から直々に、「おきばりやしたね。来年もおきばりやす」と言葉をかけられ、舞扇をいただきます。
当館は、祇園花街の真ん中にこざいます。この日は舞妓さんたちに出会えるかなあと楽しみです。