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京都・祇園の真ん中 ホテルささりんどうのお知らせ・ブログ
京都、紅葉スポット『源光庵』悟りの窓・迷いの窓
更新 : 2014/11/22 20:07
源光庵は曹洞宗のお寺です。
天井は伏見城の遺構でもあり、当時自決した武士たちの
血の跡が残る“血天井”も有名です。
そしてもうひとつ有名なのは
悟りの窓、迷いの窓のふたつの窓。
ここから眺める庭園の紅葉が、大変美しいです。
お寺の中にある丸い窓が「悟りの窓」
四角い窓は「迷いの窓」と呼ばれています。
いずれも仏教の真理を表しています。
「迷いの窓」は四角い窓に「人間の生涯」を象徴し、
生老病死(しょうろうびょうし)、愛別離苦(あいべつりく)、
怨憎会苦(おんぞうえく)、求不得苦(ぐふとくく)、
五蘊盛苦(ごうんじょうく)の四苦八苦を顕わしているといわれています。
「悟りの窓」は円い窓に「禅と円通」の心を表し、
ありのままの自然な姿、清らかで偏見のない姿、
悟りの境地を教える窓といわれています。
この二つの窓は、まず迷いの窓の前で自問自答し、
そのあと悟りの窓の前で自分を見つめ直すことで、
純粋な本来の自分に変わることができるといわれています。
この二つの窓の前で、美しい紅葉に酔いしれ、
自問自答し自分を見つめなおして
みるのはどうでしょうか!
源光庵へは、当館より市バスを利用していくことができます。