宿番号:369532
京都・祇園の真ん中 ホテルささりんどうのお知らせ・ブログ
「南天」の季節
更新 : 2015/1/12 19:23
年末より今の季節、赤い実が印象的な「南天」が
家の庭や寺院の庭でよく見かけます。
京都でも、縁起ものとして年始の飾り付けによく使われます。
「南天」
・秋に赤い実をつける、鳥が食べない限り、
冬中見ることができる。(鳥の大好物のようです)
実を乾燥させたものには、「せき」止めの効き目がある
→ のどあめがありますよね!
また、葉には「ナンジニン」という成分を含み、
殺菌効果があるようです。
(お赤飯の上によくのっていますよね!)
・福寿草の花と南天の実とセットで「難を転じて福となす」といって
縁起物の飾り付けがされることがあります。(特にお正月に多いですね)。
また、無病息災を願う、「南天の箸(はし)」というのもあります。
防火・厄除けとして庭先や鬼門にも植えられます。
・京都の金閣寺の床柱は、南天の材を使っていることで知られています。
今の季節「南天」が見られる京都のスポットは
北野天満宮、落柿舎、詩仙堂等が有名です。
縁起もので、南天はその読みから、「難(ナン)を転(テン)じる」
縁起の良い木とされてきました。
そんなことを思いながら、散策してみるのもいいですね!!