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日本最古の瓦を触ったよ
更新 : 2013/7/23 19:57
元興寺では、奈良時代に造られた日本最古の瓦を展示し、実際に触れるます。
奈良時代の瓦を触れる期間:平成25年7月20日〜8月18日
興福寺が藤原氏の氏寺、元興寺は曽我氏の氏寺と言われています。
587年、蘇我馬子は聖徳太子と力を合わせ、仏教を排除しようとする物部守屋を打ち破り、ようやくのことで日本の仏教の道を開く事が出来た。その翌年に日本で初めての仏寺を飛鳥に建立。それが、元興寺の前身である法興寺(飛鳥寺)。百済の国王は、この日本最初の仏寺建立を機に僧・寺工・瓦博士・画工を派遣して来ました。その時の瓦博士が造った日本最初の瓦は、その後この寺が奈良の現在地に移った際も運び移されて、現在の元興寺の本堂や全室の屋根に数千枚残されています。今回は、奈良時代に造られた貴重な瓦を実際に手で触れる事が出来ました。現代の瓦と違い、ざらざらとした表面、白っぽい土の感じが残る瓦でした。