宿番号:369681
観光ホテル タマルのお知らせ・ブログ
来年は申年☆
更新 : 2015/12/10 15:12
12月とは思えない温かい日が続く奈良であります…
皆さんがお過ごしの所いかがでしょうか?
とはいえ朝晩は冷えますので、寒さ対策は忘れずにお越しくださいね。
さて、今日ご紹介するのはこの赤い人形です
ならまちを散策されると、お店や家の軒先にこの赤い人形が吊られているのを見かけますが、この人形は「身代わり猿(申)」と呼ばれる庚申信仰のお守りです。
言い伝えによると人の体の中には「三尺(さんし)の虫」がいて、庚申の日の夜に寝ている間に体から抜け出して、天帝にその人の悪事を報告!するそうです。(なんて余計なことを!(笑))
その報告によって、寿命が決まるというのだから恐ろしい…
昔の人々は60日に1度回ってくる庚申の日は寝ずに庚申さんを供養したそうです。
その庚申さんのお使いが猿(申)なので、家の中に災難が入ってこないように吊るしているのです。
また、災いを代わりに受けてくれることから「身代わり猿」、背中に願い事を書くと願いが叶うことから「願い猿」とも言われています。
(飛騨高山のさるぼぼとは、また違うものですよ〜)
吊るす猿の数は、家族の人数や願い事の数によって変わります。
来年が申年ということもあり、この「身代わり猿」全国から注文が相次いでいるそうです!
色も紅白で縁起が良さそうですよね!
この身代わり猿はならまちの奈良町資料館で販売しています。
奈良でしか手に入りませんので、奈良へお越しの際にはご家族やご友人のお土産に是非〜〜!!