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【ホテル宮島別荘】夕陽と海を望む畳温泉と、地産地消の欧風料理のお知らせ・ブログ
宮島をさらに楽しむための「潮位」の話
更新 : 2025/4/28 18:52
瀬戸内海に浮かぶ世界遺産の島、宮島。年間を通して多くの観光客が訪れるこの島の魅力を語る上で、決して欠かせないのが「潮位」です。潮の満ち引きによって島の表情がガラリと変わる様子は、宮島観光の大きな醍醐味の一つと言えるでしょう。
特に、宮島のシンボルである厳島神社の大鳥居。潮が満ちてくると、まるで海に浮かんでいるかのような神秘的な姿を見せてくれます。青い海と空、そして朱塗りの鳥居が織りなす光景は、まさに絵葉書のよう。この幻想的な景色を見るために、満潮の時間に合わせて訪れる方も多いはずです。
一方、潮が引くと、普段は海の中に立つ大鳥居の足元まで歩いて行けるようになります。干潟に降り立ち、間近で見る鳥居はまた違った迫力があります。フジツボがたくさん付いた柱を見上げたり、鳥居の根本の石段に触れてみたり。満潮時には決して体験できない特別な時間を過ごすことができます。足元に注意しながら、冒険気分を味わってみるのも良いですね。
このように、潮位によって全く異なる景色を見せてくれる宮島。訪れる時間帯によって、印象が大きく変わるため、「前に来た時と全然違う!」なんて驚くこともあるかもしれません。
宮島観光を計画する際は、ぜひ事前に潮位をチェックすることをおすすめします。「宮島 潮見表」などで検索すると、その日の干潮・満潮の時刻や潮位の高さが出てきます。厳島神社や大鳥居をどのように見たいか、干潮時に鳥居の下まで歩いてみたいかなど、目的に合わせて訪問時間を調整すると、宮島をより一層深く楽しむことができるはずです。
潮の満ち引きという自然のリズムに合わせて表情を変える宮島。訪れるたびに新しい発見があるかもしれません。次に宮島へお越しの際は、ぜひ潮位も意識して、あなただけの特別な景色を探してみてください。