京都に日ごと早咲きの桜が咲きそろうなか、高台寺と圓徳院にて春の夜間特別拝観が始まっています。
3月16日現在、高台寺波心庭の枝垂れ桜はまだつぼみですが、例年3月下旬から4月あたまには満開となるため日々心待ちにしています。

波心庭のライトアップに浮かび上がる立派な枝垂れ桜に加え、今年は加山又造画・大塚オーミ陶業制作による陶板画「おぼろ」も見どころです。

高台寺・圓徳院共に日中と夜間拝観の入れ替えはありませんので、夕方の暮れていく庭の風景を眺めながら日没後のライトアップを待つのもいいものです。
高台寺の竹林が灯りに照らされるのも魅惑的な風景です。

春の夜　東山をそぞろ歩き、静かに庭を眺め、北政所ねね様の秀吉公へのこころに思いを馳せるのはいかがでしょうか。

◆夜間特別拝観
令和2年3月6日（金）〜5月6日（祝）
午後5時（日没点灯）〜21時30分受付終了（22時閉門）
◆拝観料
高台寺　600円（大人）、250円（中・高生）、小学生以下無料
圓徳院　500円（大人）、200円（中・高生）、小学生以下無料
◆お問い合わせ
高台寺　電話075-561-9966
圓徳院　電話075-525-0101

（画像提供：高台寺）