その年の最初に摘み取られた茶葉の新芽を使ったお茶のことで4月下旬〜5月下旬頃にかけて収穫されることが多いです。
前年の秋から冬にお茶の木が蓄えた栄養をたっぷり持っており、おいしいお茶として昔から大切にされてきました。
最盛期は、八十八夜（季節の移り変わりを表す暦のひとつで、昔から初夏の農作業を始める目安）とよばれる立春から88日目のあたりです（今年は5月1日でした）。
茶葉は成長するにつれて大きく硬くなり、渋味や苦味が増えますが、新芽はとてもやわらかく、甘味や旨味が強いです。
【新茶の特徴】
・新鮮でさわやかな香り
・テアニン（お茶のうま味や甘みになる）が多くてカテキン（お茶の苦味や渋みになる）が少ない
・色はあざやかな黄緑色
・栄養成分が凝縮されている（ビタミンやミネラルなど豊富な栄養成分が含まれています）
・新茶を飲むと一年間健康でいられるという縁起物
　　（日本には昔から、初物として、そのシーズンに最初にとれたものやその年初めて食べるものを縁起物として大切にしてきた風習があります。）

当ホテルの隣にあります「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」では地元産を始めたくさんの新茶が取りそろっております。
また、2025年5月24日（土）には当ホテル内で新茶をご試飲していただけるイベントを開催します。
ご宿泊の方限定の当イベントは開催時間内、無料でご参加いただけますのでこの機会に煎れたての新茶をお楽しみください。