高松市創造都市推進局のフェイスブックで、高松市中央卸売市場（瀬戸内町）の魅力をＰＲしているアニメ風の美少女キャラクターが話題なのです。
名前は「市場少女ミラクルいちは」・・・旬の野菜や魚介、花きの話題を定期的にリポートし、時には市場絡みのトリビアも披露して、お役所っぽくないところが受け、じわじわとファンを増やしています。
「いちはちゃん」は、中央卸売市場に舞い降りた、市場についてプロ並みの情報力を持つ女の子−という設定。アイドル風のかわいらしい衣装に、青果、水産物、花きの３部門がある同市場にちなみ、イチゴやヒマワリなどをアクセサリーとして付け、背中にオリーブハマチを背負っています。
もともとは、市場の情報発信にポップカルチャーを活用しようと、職員の方が「市場」をもじった名前の女の子のキャラクターを手書きしたのがきっかけで、昨年７月、イラストをフェイスブックに登場させたところ評判となったようです。
　反響を踏まえて県内クリエイターと企業のマッチングなどを行う「街中りんく」（南新町）を通じて、東かがわ市在住のイラストレーターにキャラクターデザインを依頼して昨年１０月に、現在の「いちはちゃん」が生まれました。
フェイスブックでは、市場の出来事や意外と知らない豆知識を、絵文字や人気少年漫画のせりふなどを交えて紹介。母の日（１１日）に向けた更新では「風が踊る５月の市場で〜♪♪　輝いているお花を見っつっけたのだ〜」と、話題の青いカーネーション「ムーンダスト」を取り上げ、紫がかった青色の花の写真を掲載して「幸せを届けましょう〜」とアピール。４月下旬のサワラ漁解禁の際には「県産サワラの出荷が始まりました〜！　もう『さわらさわらでおおわらわ』ですっ」と、初競りに沸く市場の様子をつづっています。
個人作成のため、残念ながら「非公認キャラ」なのです。