宿番号:371490
七夕〜星物語〜
更新 : 2015/7/2 15:31
もうすぐ七夕ですね。
喜代美山荘花樹海でも、皆様の願いが綴られた色とりどりの短冊が、大きな笹の葉につるされ風に揺れて涼しげにロビーを飾っております。
七夕の由来は、皆様ご存知の織姫・彦星の星物語から始まります。
天の川に輝く琴座のベガが織姫で、鷲座のアルタイルが彦星です。この2つの星と白鳥座を結んだものが「夏の大三角形」と呼ばれ、白鳥座は二人の橋渡し役となるカササギと言われています。
天の川の西岸には織姫という姫君が住んでおり、機織りの名手で美しい布を織り上げては父親である天帝を大変喜ばせていました。そんな織姫の結婚相手にと、天帝は東岸に住む働き者の牛使いの彦星を引き合わせ、二人はめでたく夫婦となりました。
ところが、結婚した途端二人は仕事もせずに仲睦まじくするばかりで、怒った天帝が、天の川を隔てて二人を離れ離れにしてしまいました。 しかし、悲しみに明け暮れる二人を不憫に思った天帝は、特別に七夕の夜だけ二人が再会することを許したのです。こうして二人は、天帝の命を受けた(白鳥座)カササギの翼にのって天の川を渡り、年に一度だけ会えるようになったと言われています。
笹の葉に短冊をつるして願い事をするようになったのは、江戸時代からだそうです。また、「○○が欲しい」というような物質的な願いごとではなく、上達や夢を綴ったほうがよいと言われているそうです。
皆様も七夕の夜には、願いを込めてふと夜空を見上げてみてくださいね。
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