一汁三菜
更新 : 2014/4/14 12:07
皆様はご存じでしょうか?
石川県民甘い物にが大好きらしく、
全国で生和菓子の消費量が第1位。
昔から茶道と縁深い地域柄だからかもしれませんね。
本日はそんな茶道に縁のあるこの話題。
旬の物を出す懐石料理、基は茶道での空腹をしのぐための
軽い軽食でした。空腹のまま強い刺激の濃茶をお腹に入れないための
日本人ならではのおもてなしの心でした。
基本は「一汁三菜」。三菜に刺身、煮物椀、焼き物。
「もてなし」が手間をかけることに繋がり、
今の懐石料理ができあがりました。
当村ではそんな「一汁三菜」に通じる
朱の献立=`明治時代作の輪島漆器で食す 加賀・能登の献立〜 ”
をご用意しております。
明治時代より現存する貴重な『輪島塗器』を特別にお借り受けし、日本料理の伝統スタイル「一汁三菜」をベースに一ノ膳から三ノ膳までを再現した
「三汁七菜」(三ノ膳付の中で特に丁重な膳)の本膳料理にて
おもてなしいたします。
料理献立は、加賀・能登地方に伝わる郷土色豊かな料理を現代風に再現したもので、熟練の料理人が仕込みから調理にわたり一貫して心をこめた仕事にお役めいたします。
【こだわりの -献立- 】
本コースでは、和食‘三汁七菜’の本膳料理にて加賀・能登地方に伝わる郷土色豊かな献立を現代風に再現いたします。料理コンセプトは豪華絢爛を求めたものではなく、加賀能登の風土と季節を大切にする趣、食材の美味しさを引き立たせる料理人の技、作り手の想いを料理の形に表す心の3つに重きを置いたものとなってございます。
【こだわりの -朱- 】
本コースで使用する食器は、明治時代作の輪島漆器を特別にお借り受けした貴重な品を用いております。高級な装飾品としてではなく当時暮らしの中での実用食器として扱われた現存品ですので、味わい深い輪島漆りの感触とともに時代の情景を思い馳せることのできる逸品としてご堪能ください。
※本コースは平日限り、一日10食迄のおもてなしでございます。
※客室は上級ランクの和室(8畳+4.5畳/禁煙)をご用意いたします。
※ご夕食会場は畳座敷の広間にお通しいたします。(座卓御膳形式)
※2名様よりご支度を承ります。
調理人が料理に込めた思いを伝えたく長くなってしまいましたが、
皆様のお越しをお待ちしております。
レストランスタッフ 中條