週末にお越しくださったご家族連れのお客様、詳しい家族構成は分かりませんが親子三代７，８名でお見えになりました。
お嫁さんがおばあさんに、それはそれはやさしく声をかけておられます。おばあさんはもう９０歳ちかくでしょうか、歩くのも小股でゆっくりゆっくり、手を添えないと心もとない様子です。
それでも夕食もちゃんと召し上がり、ご家族団らんで一晩過ごされました。
翌日お帰りの時に売店に寄られ、しばらくお買い物をされた後のお嫁さんとおばあさんの会話。
「おばあちゃん、大丈夫？歩けるか？」
「うん、大丈夫や。ゆっくり歩くし。。。」
「そんならそろそろ家（うち）帰るか？」
「えー、ここ家と違うんか」
「そうや、おばあちゃん、ここ温泉やー」
「そうかあ、温泉かあ。。。」
これがごく自然にやりとりされていて、なんかほのぼのとしてあったかくなりました。私も８８歳の母を抱えていて、まだまだ頭はしっかりしているけど
いずれこんなふうに接する時が近いかなって思います。そんな時無理に物事を否定せず、このお嫁さんのようにやさしく自然体で接しなければって、すごく参考になりました。


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