本日2月6日は「ジュールクニチー（十六日祭）」と言って、沖縄ではご先祖様のお正月にあたります。
お墓に家族親戚が集まり、重箱に詰めた「ウサンミ（御三味）」をお供えし、ご先祖様を供養する行事です。その光景はローカルニュースで毎年放送されています。
石垣島島民にとっては、とても大切な年中行事となっており、島外に出ている人たちも帰省してきます。
そのため小・中・高校も半日で終わり、商店や会社なども早く終わるところがあります。

子供の頃、私はこの行事が楽しみでした。お墓の前でワイワイガヤガヤ、ご馳走や飲み物もいっぱい用意してありました。
お供えするお酒・茶・お菓子・生花・ウチカビ(紙のお金)・ウサンミなど準備するおばぁ陣は、さぞかし大変だったと思います。
本日お昼過ぎに雨が降り、ところどころ強く吹きつけました。丁度お墓参りの時間帯、車から降りられず、お墓参りを断念した方もいらっしゃるかもしれません。
　天候の関係でお墓に行けないときは、仏壇のある家にあつまりますが、やはり晴天の下で集まって十六日祭を行いたいものですね。