8月16日の夜に点火される「京都五山送り火」は、京都の夏を彩る伝統行事。葵祭や祇園祭、秋に行われる時代祭と共に京都四大行事の一つとされています。
仏教的行事である送り火は、盆にかえってきた精霊を冥府におくる意味があります。東山如意ケ嶽の「大文字」がもっともよく知られていますが、そのほかの「妙法」、「船形」、「左大文字」、「鳥居形」の送り火をまとめて「京都五山送り火」と呼び、それぞれの火の形の由来もまた興味深いものです。

五山の火は、次々に灯されるかがり火が1時間ほどかけて徐々に消えゆく幻想的な光景。夜空に浮かぶかがり火を眺めながら、去りゆく夏を惜しんでみませんか？

送り火の観覧は高い場所がお勧めですが、有名な「大文字」を観るなら京都御苑（ホテルから車で20分）が広くて出掛けやすい場所のひとつ。また、ホテルからは離れますが、鴨川の河原からのんびり眺めるのもお勧めです。

【京都五山送り火】http://www.kyokanko.or.jp/okuribi/
・日程：8月16日（木）
・時間：20:00 点火開始
・お問い合わせは京都総合観光案内所（TEL：075-343-0548)へ