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『湯治』の入浴方法
カテゴリ : 入浴・風呂更新 : 2010/1/9 18:19
湯治は少しぬるめで、ゆっくりと入るのが効果的とされています。
当館は、源泉5本を有し、熱い源泉とぬるめの源泉をブレンドし各浴場温度調整を行っております。
源泉は季節・天候・気温等々により日々刻々変化しておりますので、温度調整はかなり難しのですが、毎日3〜4回各浴場の温度管理によりある程度一定の温度を保つことに努力しております。
各浴場の温度は、約40度〜42度になるよう調整しております。
熱い湯に入ると、脳貧血や気分が悪くなることもありますし、内臓に負担がかかりむしろ健康に良くないこともあります。
ぬるすぎる湯も湯治の効果が薄れますので、少しぬるめというのがいいようです。
湯治の入浴回数は体力など、個人差もあるので、医師などに相談してからにして、
あまり無理はしないようにしましょう。
特に高齢、高血圧、心臓に疾患のある方はご注意ください。
入浴前に浴槽のお湯で「かけ湯」をしてから入ると、体に負担が少なくなります。
入浴は、体全部をお湯につけると、疲れてしまいます。
患部を長めに入浴するようにして、体全体を温めるのは最後にしましょう。
洗い場に出たり、浴槽に入ったり、調節しながら入るのも効果的です。
湯治の入浴時間の目安は約15分から20分程度が適当です。
入浴後は体を冷やさないように保温を心がけて、30分から1時間程度布団で静かに休むと
湯治効果もアップします。
湯治を始めると数日で湯あたりのような状態になる場合があります。湯あたりは時差ボケのようなもので、吐き気、めまい、食欲不振、倦怠感などの症状があります。
この状態は隠れていた後遺症が出てきているもので、心配はありません。
ここで湯治をやめてしまわないで、元気になった姿をイメージしてここからが湯治の始まりと思い、乗り越えましょう。
当館で湯治をされた方の中には、杖をついてようやっとの思いでご来館し、湯治をされお帰りの際には杖を使わず、しっかり坂道を登り「また来るからね!」と元気な様子で帰られるお客様の姿を時折目にすることがございます。
※湯治って本当に不思議です。一度、ご体験くださいませ!