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CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)菊陽熊本空港のお知らせ・ブログ
「ブラタモリ」で紹介!菊陽町の鼻ぐり井出!!
更新 : 2016/4/5 22:38
4月3日放送のNHK総合「ブラタモリ」
「水の国・熊本篇」。
タモリさんが熊本各地の「水」にまつわる
名所を廻っていました。
あまりの水の綺麗さ、豊富な湧き水の水量に
目を丸くしていました。
ご覧になった方も多いかと思いますが、
その熊本篇の最後で登場したのが
なんと!!!菊陽町の「鼻ぐり井出」でした。
鼻ぐり井出とは・・・
鼻ぐり→牛の花輪
井出→用水路
すなわち!牛の花輪の形をした用水路のことを言います。
これを造ったのは、熊本が誇る名将そして
築城大先生の加藤清正公!
清正公は虎退治やお城を造っただけではなく
用水路まで造っていたとわ!!
なぜこの用水路を造ることになったのか・・・
阿蘇と熊本市内の中間地点である現在の菊陽地域は
阿蘇から流れる白川に阿蘇の火山灰が堆積し、
水がうまく流れずに、特に農業など、
困難を極めました。
そこで水力を利用して火山灰等の土砂を排出する
「鼻ぐり」型用水路を堀り
川の流れをスムーズに行えるようになりました。
用水路はなんと現在でも使用されており、
熊本市東区の渡鹿までの約13キロ、
現在でも181ヘクタールの水田を
潤しています。
今から400年も前にこのような排水設備を持つ
用水路を造った加藤清正。
「どんだけ!!!」という言葉以外に見つかりません。
ちなみにですが、白川はかつて熊本市内中心部を
分断するように蛇行して流れていましたが、
それを現在の流れに変えたのも
加藤清正と言われています。かつての白川は、
現在の下通付近を流れていたそうで、
もし川の流れが変わらなかったら
下通は無かったかもしれない!!!
これも恐ろしい事実です。
菊陽町の「鼻ぐり井出」は、
現在「加藤清正公の鼻ぐり井出公園」として
整備され、鼻ぐり井出をわかりやすく
眺めることができるデッキの他、
お子様向けの遊具等も整備されています。
カンデオ菊陽からお車で10分弱です。
カンデオ菊陽から阿蘇方面に57号線を走り、
3〜4分程でローソンが右手に見える
交差点を右折(空港方面)直進して
大橋を上った左手にあります。
鼻ぐり井出は現在でもがんがん水が撹拌されて
火山灰やゴミが取り除かれる様子が
まじまじと見られます。
タモリさんも驚いた400年前の技術を是非!!