3月21日。2004年3月から鹿児島中央駅と吉松駅の間を運行していた観光特急「はやとの風」が18年間の歴史に幕を下ろしました。
今回、最後にもう一度切符をとることが出来たので行ってきました。
鹿児島駅、隼人駅、嘉例川駅、霧島温泉駅、大隅横川駅、栗野駅、吉松駅
6つの駅に停車しながら68.5キロの道のり
観光列車という事もあり、木目調のモダンなインテリアと通常運行にはない車内サービスで、
時間はゆったりと流れ、車内は和やかな雰囲気が漂っています。
旅で利用する列車は、停車駅での景色や車窓からの風景も一段と良く映りました。
写真が趣味だった頃、鹿児島中央駅から「はやとの風」に乗り、吉松駅で「いさぶろう・しんぺい」に乗り換え人吉駅へ行くのが好きでした。
残念ですが「いさぶろう・しんぺい」のルートは現在、令和2年の水害により運休しているとの事で、乗ることは叶いませんでしたが、最後の「はやとの風」に乗車することができて、大変満足な一日でした。
今後秋から車両はリニューアルされ、長崎線の新観光特急「ふたつ星4047」に充てられます。
引退ではなくて良かった。
また他の沿線でも、人々の心を魅了する列車であって欲しいと思います。
長い間、おつかれさまでした。