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宿番号:374355

お夕食は個室で♪〜四季を感じる滞在〜創業390年の癒しの宿

筑波山温泉
常磐道土浦北IC〜R125を筑波山方面30分。TXつくば駅〜シャトルバス筑波山神社入口下車。徒歩400m

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    江戸屋のルーツ!?

    更新 : 2010/3/20 22:33

    こんにちはMAKです。
    マフラーをしようか迷ってしまう今日この頃ですが、しだいに春の気配ですね。
    山に一歩足を踏み入れると、植物も芽吹いていることでしょう!

    ところで先日、あるテレビ局の方が取材に見えました。
    まだ番組制作までは決まっていないのだそうですが、当館の敷地内の湧水「杉の水」に関する取材でした。
    江戸時代より「筑波六井」と呼ばれる井戸(湧水)の一つである杉の井(杉の水)ですが、この六井は3代将軍家光公が筑波山大御堂を大造営された際、もともとあった井戸水を利用し、山の上から下に側溝を引き、水利用の整備を行ったと言われており、その時に定められたのだそうです。
    確かに今でもその井戸は上から順番に並んでおり、両側には溝が残っているところがあります。
    江戸時代のものとは驚きました!!!神社周辺の石段や石垣も家光が作ったのです!!!
    長い柱をまっすぐ引き上げるために「つくば道」を作ったとも言われています。
    徳川のその財力というか人力というか、家光さまのおかげで今があるのですね。

    その六井ですが、現在飲み水として使用できるところはほどんどないようです。
    杉の水はその水量も衰えず、水質も変わらず、豊かな水を湧出しております。

    さて本題。よく「江戸屋はどうして江戸にあった訳でもないのに江戸屋という名前になったんですか?」と聞かれます。そこで 
    「江戸屋は昔“井戸屋”だった!!!」 という説があります。

    この辺りでは 「い」と「え」の発音があいまいになることがありますが、「えどや」が「いどや」っって言われてもピンときませんね(笑)しかし、「井戸屋説」もあるかもしれない!!!と思います。
    なぜなら、大御堂の参拝の人々が足を洗ったり、水を飲んだりして休憩する場所として初代 吉岡久左衛門 が寛永5年に江戸屋を創業したと言われているのです。杉の水が江戸屋のルーツなんですね。井戸屋が茨城なまりで江戸屋になったというわけです^^

    取材の方に最後に「ここで過ごしていて何か思う事や気づく事はありますか?」と聞かれて思い出したのですが、外国から始めて筑波山に来られた方に「This is spiritual place!」(ここはとても神聖な場所ですね)と言われたことがありました。
    筑波山そのものが神として崇められ、守られてきた事でとても神聖なものに感じられるのかもしれませんね。

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