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筑波山江戸屋のお知らせ・ブログ
職人の心得☆
更新 : 2010/6/16 21:45
こんにちはMAKです♪♪
先日minaさんと笠間を再発見する旅に出かけましたε=ε=(*ノ´Д`)ノ
笠間焼は以前にも何度か手にしたり目にしたことはありましたが、
なんとなく素朴な感じがいいなと思っておりました。
おもてなし用にも使用できますが、日用使いで
その良さを確かめるのがお勧めかもしれませんo(°・^*)ノ^☆
そんな笠間焼の本場「製陶ふくだ」さんへお邪魔してまいりました。
私が2歳のころ足形を焼いていただいたことがあるそうで、
なんとなく懐かしい感じもしました。
お忙しい中、中の見学といろいろなお話もお伺いすることができました。
写真は「納豆鉢」。納豆専用の鉢です。
納豆を紙パックのまま食べるのはなんだか味気ない。納豆を笠間焼で食べることで
食生活を豊かなものにできますよね。
そんな思いで様々な改良を加えているそうです。
280年続いたその窯を守り、またその後の280年のために何が残せるか
を考えていらっしゃるという、もの作りの職人さんの伝統継承の精神を
垣間見ることができました。
その中でも新しいことに挑戦し、異なる分野の人々と交流をし、
様々な考えを取り入れる姿勢にも尊敬の念を覚えました。
「器は使う人の気持ちにこたえられるものでなければならない。」
とおしゃってました。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、花瓶は花が少なくても広がってしまわないよう
内側に小さな輪が付いていて、使う人の気持ちに答えてくれています。
こんなのがあったらいいな。という形をそく実現できてしまう、手作りならではのよさですね。
筑波山と笠間とで何かしらのコラボレーションはできないかと考えていましたが、
その思いが通じたのか、「筑波山と言えば縁結びの神様。それにちなんで何か作れたら
いいね」とのご提案。
いろいろなイメージが膨らんできましたよ。
もの作りの素晴らしさと、人々のつながりの大切さをしみじみと感じた一日でした。