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筑波山江戸屋のお知らせ・ブログ
いばらき手しごと帖〜茨城県郷土工芸品〜 vol.12
更新 : 2013/4/24 19:09
こんにちは!
せっきぃです(*^_^*)
今日は「いばらき手しごと帖」の『竹矢』についてご紹介したいと思います。
八郷地区の竹矢づくりは明治初期から始まりました。筑波山周辺の良質な矢竹が材料。
地元産の矢竹を用いた矢作りは、明治の大政奉還直後から始められました。
この竹矢は節目の模様、色、艶、矢が弓から放たれた時の快音などが、弓道愛好家に人気です。強度と弾力があり折れにくいことや、竹の品質に歪みがなく形の整った美しいものであることが特徴です。そういった条件が揃った良い竹矢を作るため、細かい作業を何段階にも重ねて仕上げています。
「材料第一」と話す小池さんの製造は矢竹を山で伐るところから始まります。最初から最後まで、気が抜けるところはありません。それでも「これは当たる矢だと言ってくれたら、それで職人冥利につきますよ」と、穏やかな表情で話してくれました。何本もの竹矢を丁寧に作ってきたことを物語るかのような指も印象的です。
お問い合わせ
義政(有限会社 弓屋)|小池 和義
石岡市小幡830-3 TEL.0299-42-3376
義行|助川 弘喜
石岡市小幡849 TEL.0299-42-3659
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