宿番号:374355
筑波山を詠った百人一首知ってますか?
更新 : 2013/11/11 22:14
こんばんは。
みくです。
今日は団体のお客様が大型バスでご到着です!
各地を回っているお客様だと、
持参しているのがこの“旅の手帳”☆
いろいろな地方の旅館さん・ホテルさんが綴られている中
貴重な1ページを記すのは、
御年91歳になります当館大女将が
この大役を務めております。
記しました和歌は筑波山のことを詠った
百人一首の一句であります。
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筑波嶺の 峰より落つる みなの川
恋ぞつもりて 淵となりぬる
陽成院(ようぜいいん)
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筑波山の峰から流れ落る水が、やがてみなの川となり、
最後は深い淵(霞ヶ浦)となるように、
人知れずあなたを思う私の恋心も、積もり積もって、
いまでは深い淵となってしまいました。
陽成院は、姉のようにしたってきた
親戚の女性にずっと恋をしていました。
その愛の深さを詠んだのがこの歌。
恋は結ばれ、最終的に2人は結婚します。
筑波嶺=筑波山。
かつては男女交際の場として有名だった。
みなの川=筑波山のふもとを流れ、
霞ヶ浦にそそぐ川。現・桜川。
陽成院が愛を詠った地筑波山へ
是非お越しくださいませ♪