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宮古島の伝統行事 継承に関わる二つのパーントゥ
更新 : 2024/3/24 16:46
登録から6年が経過した宮古島のパーントゥ、木製の面を着けた「来訪神」が集落を練り歩き、厄払いを行う奇祭です。この祭りは、国連教育科学文化機関(ユネスコ)によって無形文化遺産に認定されて以来、注目を集めています。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止された年もありましたが、近年は2年連続で開催されています。
特に、パーントゥプナハとして知られる島尻の男性3人が、泥を使って通行人や新築の建物に塗る儀式は全国的にも有名です。泥を塗られることで御利益を得ようと、島内外から多くの人々が訪れます。車両の進入が禁止され、集落外の車道には駐車車両が列をなします。
一方、「野原(のばる)のサティパロウ」では、パーントゥ役の男児1人が先頭に立ち、他の子どもや女性たちと行列をつくって「ホーイホイ」のかけ声で練り歩きます。この行事では泥は使われません。交通規制もなく、島尻の儀式とは異なる雰囲気が楽しめます。
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