今日、一通の手紙が届きました。

差出人の名前を見ると、見た事のないお名前の隣に



　　　　（○○○○三女）



っと…。
嫌な予感が頭をよぎりました…。
毎年夏の終わり、玄関横のカサブランカが満開の
季節に東京からわざわざ私の整体気功療術を
受けに来て下さっていた方のお名前だったから…。

そして、手紙を拝見して予感は的中…。
この春に94歳、天寿を全うされて旅立ったとの事でした。

ミスティに初めていらしたてから何年経ったのか
忘れてしまいましたが、その時点ですでにご高齢で
それでもいつもお化粧をきちんとして、お話が
とにかく面白くて楽しくて、整体をやった後には
必ず記念写真を撮って、お礼状と共に毎年送って
下さっていました。

予約を入れる時もお葉書にびっしりと近況などが
書かれていて、９０歳を越えているなんて想像も
つかない程でした。

去年の春には、その予約の葉書が届かず夏の間
心配していたら、直前になっていらっしゃれると
連絡があり、ホッとしました。
そして、


　　　　また来年ね…。



っと写真を撮り、握手をしてお別れしたのでした。

お手紙によると、前日まで普通に過ごされていた
との事。本当に最後まできっと素敵に生き抜いた
んだな…って涙が溢れる想いでした。


きっと今頃天国でご主人と再会している事でしょう。
もうお逢い出来ないのは淋しいけれど、ミスティの
庭にカサブランカが咲く頃には、きっと天国から
私の事を見守ってくれる気がします。


本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします…。