「波佐見町」と聞くと「波佐見焼」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、
今回は、波佐見町の産業についてちょこっとだけお話ししようと思います。

波佐見町は、皆さまご存じの通り窯業と農業の町です。
最近、名前が聞かれるようになった「波佐見焼」ですが、実は400年以上の歴史があります。
以前は、お隣佐賀県の「有田焼」や「伊万里焼」として売られていました。しかしながら2000年ごろに問題になった産地偽装問題を受け、「波佐見焼」と正式に表記されるようになったのです。

　そして、波佐見焼の特徴といえば日用食器に特化し、ポップで使いやすいデザインが多いことですね。
波佐見焼の中にも昔ながらのデザインの物もありますが、渋くてかっこいいデザインからポップでかわいいデザインまで一通りそろっており、老若男女問わず使用できるのが波佐見焼です。
もちろんホテルの客室のマグカップや、レストランの食器類は波佐見焼を使用しております。
最近は、通販サイトを設けている波佐見焼の窯元さんや商社さんもありますので、ぜひウェブショップをのぞいてみてはいかがでしょうか(*'▽')

さて、次回は波佐見の農業についてのお話しです。
また次回もお楽しみに♪

おまけ追記
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波佐見でよく見かけるこの変な形の磁器は「コンプラ瓶」と呼ばれるものです。
江戸時代に欧州へ日本酒や醤油を輸出する際に使用していました。
書かれている文字はオランダ語、コンプラの由来はポルトガル語からです。
近年では様々なカラーやデザインで売られており、インテリアや一輪挿しとして人気を集めています。

かわいいコンプラ瓶