西伊豆町・田子（たご）の町の小さな路地を歩くと、地元の子供たちの描いた絵が、こんな風に道にいくつも敷いてあります。この絵は、漁に使う網を手入れしているところを描いたもの・・・作者の家族でしょうか。

かつてはカツオ漁で名を馳せた田子の町も、少子高齢化が進んでいます。そんな中、地元の小学校に通う子供が、家族の漁をする姿を作文や絵で表現するのを見聞きすると、胸に熱いものがこみ上げてくるときがあります
一生懸命生きる姿は、時代が変わっても人の心を打つ何かが存在するのでしょう。

ニュー銀水は、姉妹館の稲取銀水荘とともに、あたたかいおもてなしをモットーとして営業して参りました。時の移り変わりとともに、お客様のご要望も多様化しています。お一人お一人のお心に沿わせていただく難しさを日々痛感しながら、従業員一同で奮闘する毎日です。

家と家とのわずかな間にある細い路地に、点々と並ぶ子供たちの力作・・・。賑やかな観光地ではないけれど、地元の生活を垣間見つつ、温かい気持ちになれる場所です。