こんにちは、三井ガーデンホテル京都新町　別邸の高橋です！
昨年の3月25日にオープンした当ホテルも、おかげさまでもうまもなく1周年を迎えようとしています。
そこで本日は、館内に飾られている木彫りのアート作品とエントランスの柱の秘密をご紹介したいと思います！

当ホテルが建つ、旧・松坂屋京都仕入店跡地。
新町通をはじめこの界隈は、祇園祭の際には鉾が立ち並び、
江戸時代より呉服問屋の大店が軒を連ねた場所です。
ホテルの入口をくぐるとまず目に飛び込んでくるのは、エントランスの大きな柱です。
これは旧建物の柱や梁をそのまま移築し、再現しています。
そして、フロントロビーや各階のエレベーターホールには、
美しい絵が描かれた木彫り作品が飾られています。
実はこちらも旧建物の古材を用いて製作されたもの。
描かれている紋様は、かつて跡地内にあった染織参考館が所有していた小袖の意匠を汲んでいます。
遠い昔の木材が時を超えて今、芸術作品として新たな生命を吹き込まれる・・・
そう思うと、作品の１つひとつから当時の街の賑わいが聞こえてきそうな気がします。
これらの木彫り作品は館内に６か所あり、それぞれに趣の違う素晴らしい作品ですので、
全ての作品を背景に記念撮影というのもよいのではないでしょうか。

当ホテルにお越しの際には、ぜひ注目してみてください！