宿番号:376092
松江しんじ湖温泉 大橋館のお知らせ・ブログ
小泉八雲ゆかりの地
更新 : 2012/3/11 17:52
当館は小泉八雲「第一の宿・富田旅館跡」ゆかりの地でございます。
宿の大橋川側玄関入口には、ゆかりの地の石碑があり、「知られぬ日本の面影」の文章も記してあります。
明治23年8月30日午後4時、対岸の港に船で着いた小泉八雲は、この地にあった富田旅館に泊った。この宿で迎えた松江の朝を、五感を研ぎ澄ませて観察し、その印象を鮮やかに感銘深く記している。
「松江の一日の物音の中で眠っている人に、まず聞こえてくる物音は、丁度耳底で緩やかな大きい脈が搏つようにひびいてくる。それは柔らかな鈍い衝撃の音だ。(中略)日本人の生活に伴うあらゆる音の中で、私には最も哀れに思われる。米つきの音は日本という国土の脈搏だ。」
『知られぬ日本の面影』 第7章「神々の国の首都」より
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