この春はあたたかな天候に恵まれ、3月末から桜の開花ニュースに賑わった京都。そんな桜と共に京都の春の風物詩である“芸舞妓によるをどり”も各花街で行われています。

「 都をどり 」（2018/4/1〜4/24）は、祇園甲部歌舞練場が耐震調査中のため、今年も京都芸術劇場春秋座（京都造形芸術大学内）で開催中。そこで、歌舞練場内 八坂倶楽部では「都をどり 特別展」と題して、『祇園・花の宴』と『草間彌生・花の間展』の2つ、この春限定のイベントが行われています。

『祇園・花の宴』では、祗園甲部の芸舞妓さんによる京舞の披露や写真展、都をどり衣装展に加えて、庭園を眺めながらのお食事席も用意されています。
注目はお食事席でいただける「京名物 百味会」によるお弁当（3,000円）。「辻留」「中村楼」「萬亀楼」「竹茂楼」「平八茶屋」「瓢亭」「菱岩」と、京都の名だたる料亭が日替わりで担当しており、いずれも蓋を開けた瞬間、心が華やぐような美しさです。

「 都をどり特別展 祇園・花の宴 草間彌生・花の間展 」

期間：2018/3/10〜2018/4/30
時間：10:00〜18:00（最終入館17:30）
休 館 日：なし
入 場 料：一般1,500円／中高生1,000円
会　　場：祇園甲部歌舞練場敷地内 八坂倶楽部・ホール
（京都市東山区祇園町南側570-2）
主　　催：祇園甲部歌舞会、フォーエバー現代美術館